ヴェシカ・パイシス(いのちのゲート)
owner 佐藤 由美子先生
佐藤由美子先生は、言わずと知れた時空力メソッドの創始者であり、養成講座生である私の師匠です。
ご依頼をいただいた時、私の心の中の第一声は「なんと畏れ多い…」でした。
現在、佐藤先生のセッションや講座で大活躍中の天ジュラムはこちらの3種類。
画像の天ジュラムは私が所有するものですが、ご覧いただいた通り、なかなか個性的な形状をしているのです。
佐藤先生の天ジュラムたちは、これまでにもたくさんの方の人生に深く関わり、大きな効果をもたらし続けています。
このお品を納めるにふさわしい器を、私が創り出すことができるのでしょうか…。
空間に投げかけた私の問いへ、瞬時に応えが返ってきました。
「大丈夫!」と。
貴石箱の神様がそうおっしゃるなら…とお引き受けして、形が結ばれるタイミングを待つこと数ヶ月。
時空力コンサルタント養成講座の東京合宿を目前に控えたある日、すらすらとイメージが降りてきました。
型紙を作図しているところ。
ペンギンみたいでちょっと可愛い(笑)
白と黒の金襴生地をそれぞれ勾玉型にカットします。
縫い合わせて陰陽太極図になりました。
「陰の中の陽」「陽の中の陰」の部分に配置したチャームは「チャリスウェル」という形です。
<チャリスウェル(聖杯の泉)>
イギリス最大のパワースポット、グラストンベリー。
聖ミカエルの塔のある丘の麓の美しい庭園に、その起源が先史時代にまで遡る最も古い「チャリスの井戸(チャリスウェル)」があります。
大昔は、俗界と聖界が隣り合う場所、神々や妖精達と交流できる、スピリチュアルな世界へ通じる入り口と考えられていたとも、キリストの叔父ヨセフがキリストが最後の晩餐に使った聖杯と、ゴルゴダの丘でキリストが十字架に架けられた際にその血を受けた聖杯をこの場所に埋めたところ、埋めた場所から湧き出たと信じられています。
泉は透明なものと、キリストの血をイメージする鉄分が多く赤い色をしているものがあり、これまで一度も枯れたことはなく、無限の生命力の源として、永遠なるものの象徴として大切にされています。
このチャリスウェルの井戸の蓋にも用いられているシンボルの形は「ヴェシカ・パイシス(魚の浮袋)」と呼ばれ、2つの同じ形の円が重なりあった古代神聖幾何学形でキリスト教以前の信仰でも重要な聖なるシンボルであったそうです。
ヴェシカ・パイシスの重なりの部分は"宇宙の子宮"を意味しており、光の出入り口、統一意識の根源です。
女性性と男性性の統合 天国と地上の統合 月と太陽の統合 陰と陽の統合 精神世界と物質世界の統合など全ての二元の交差と結合を示しているそうです。
また、魚座や大天使ミカエルとも縁の深いシンボルです。
このシンボルのエネルギーは壮大であり、ジョンレノンがイマジンのインスピレーションを受けた場所でもあり、この図形はマスターカードやグッチ、シャネルなど色々なロゴにも取り入れられたと言われています。
~ペンダントの説明書きに若干加筆修正~
<ヴェシカ・パイシス>
直径を等しくする2つの円が、お互いに円の中心が相手の円周上にくるように交わった時に、その真ん中に形成される形です。
2つの円が交わった部分は「ヴェシカ・パイシス」と呼ばれます。
この形は神聖幾何学のすべての関係性の中で、もっとも顕著で重要なものにあたります。
ヴェシカ・パイシスはたいていコインのように2次元的に扱われることが多いのですが、3次元的にも重要な意味があります。
もしも2つの球の真ん中からヴェシカ・パイシスを取り出したとしたらフットボールみたいな形になります。
それは光が作り出す幾何学形なのです。
そしてまた光を受けとめる側である、あなたの眼の幾何学形でもあります。
さらに光のほかに、あなたの感情やその他多くの人生の側面をつなぐパターンの形状でもあります。
神が「光あれ」と言ったのは、こういう理由からです。
神は2つめの球を創造してヴェシカ・パイシスを形作るまでは、それを言えなかったのです。
・・・
最初の出来事は、まず精子の尾がとれてなくなることです。
それはどこかへ消え去ってしまいます。
次に、小さな精子の頭が大きくなり、「雄性前核」という完全な球になります。
雌性前核と完璧に同じ大きさになり、そこに必要な情報のもう半分が入っています。
その次には雌性前核と雄性前核がお互いを通過しあって、ヴェシカ・パイシスという幾何学的パターンを作ります。
ヴェシカ・パイシスを形作ることなくして完璧に同一空間を占め、お互いを通過することは不可能です。
これが意味することは、まさしくその瞬間、雌性前核と雄性前核が「創世記」の第1日目の最初の行動パターンを形成し、文字通り、すべての「現実」(と光)に関する情報がこの幾何学に内包されるのです。
~書籍「フラワーオブライフ」(ドランヴァロ・メルキゼデク)より~
受精した精子が卵子の核と完璧に同じ大きさの完全な球となり、核同士が融合した時、ヴェシカ・パイシスの形状がつくられます。
「接合体」と呼ばれる最初の人体細胞はヴェシカ・パイシスの幾何学パターンをつくるため、生命の幾何学とも呼ばれます。
私たちは人間によって人工的に作られたわけではありません。
まず、受精の瞬間に「光」と共に誕生するのです。
(実際に受精の瞬間には光るのだそうです)。
光と共に誕生した、この中心をゼロポイントとして、私たちの今回の人生の旅が始まるわけです。
命の光が通う有機的なあなたを創ることが出来るのが、虚空のゼロポイントです。
あなたの全身全霊はそこからやってきたのです。
~書籍「空の扉を開く聖なる鍵」(Mana)より~
私は小学校高学年の頃から高校生の頃まで、夢日記をつけていた時期がありました。
夢と親密な関係を結んでいたからか、私の夢には時折「案内人」が登場しました。
ある日の夢では、私は見渡す限り「なにもない」空間を見せてもらいました。
そこが真っ白だったのか真っ黒だったのか、光の中だったのか闇の中だったのかは定かではありません。
ただ「なにもない」ということだけが認識できました。
「ここには形あるものはなにもない。けれどあらゆる形はここから創り出される」
案内人の言葉を忘れないように、目覚めてすぐにメモしたノートがまだ私の手元にあります。
この生地に重ねたのは「いかなる形にも育ちうる可能性の種を内包する空間」。
内側には人間の生の礎、第一チャクラカラーのティンクルサテン。
三次元的な命(血液)の色でもあり、先祖代々受け継がれてきたDNA、ルーツのイメージカラーです。
裏側にこっそり仕込んだのは、ホログラムを表現するためのパールウェーブ。
傷みやすい生地なので、パールオーガンジーで保護しています。
拡大画像。
光の粒と波を表現しました。
この光の粒が三次元で現象という像を結んでいるのです。
『ボームの説の中でもいちばん驚かされるのは、私たちの日常生活といった身近な現実が、実はホログラフィックな映像のような一種の虚像であるというものだ。
その奥にはさらに深い存在の秩序が隠されており、それは計り知れないほど広大で、より根源的なレベルなのである。
そして、ちょうどホログラフィック・フィルムがホログラムを生み出すのと同じように、すべての物質や、物質的世界と私たちの目に映る幻影を生み出しているのだ。』
『私たちの脳は、つきつめてしまえば他の次元ーー時間と空間を超えた深いレベルに存在する秩序ーーから投影される波動を解釈し、客観的現実なるものを数学的に構築しているのである。
すなわち、脳はホログラフィックな宇宙に包み込まれたひとつのホログラムなのだ。』
~書籍「投影された宇宙」(マイケル・タルボット)より~
天ジュラムを収納した様子。
ポケットはそれぞれ二段になっていて、チェーンと本体を別々に収納できます。
セッション中は、口金部分にチェーンをかけて、開いた下側の部分をトレイに見立てて、そのままスタンドのようにお使いいただけます。
北海道神宮の神様から託されたお守りの水晶。
札幌出身の佐藤先生にお渡ししたいエネルギーがあるようで、水晶にギフトを込めてくださいました。
水晶を固定しているのは龍の爪。
合宿初日は魚座新月。
魚座生まれの佐藤先生に、魚座に関連する神聖幾何形をタイトルとした貴石箱をお届けすることになったのも、天のお計らいなのでしょう。
『ヴェシカ・パイシス』生命の幾何学。
光が生み出す幾何学、眼の幾何学とも言われています。
「光」と「眼」。
観察される対象と観察者。
観察者として佐藤先生が存在する高い次元からは、きっと観えているのだと思います。
ゲートをくぐり、いのちを授かるその奇跡の瞬間。
壮大な人生の原点となる「いのちが結ばれる最初の光」
その純粋な喜びと祝福に満ちた輝きと波動が。
だからこそ、佐藤先生が観察した「愛そのものの世界」のエネルギーを、コンサルやFB記事によるストーリーの形で受け取る私たちは、ひとりひとりが想像を超える未来の創造者として目覚めていくのでしょう。
チャリスウェル(聖杯の泉)から湧き出るのは、キリスト(男性性)エネルギーの赤い水と、マリア(女性性)エネルギーの白い水。
これまで一度も枯れたことのない無限の生命力の源たるチャリスウェルは、次々と新しいコンテンツを生み出し続ける佐藤先生のイマジネーションの源のシンボルとも言えそうです。
合宿後、すでにもう新しいコンテンツが生まれる兆しが…。
常にアップデートされ、進化・拡大し続けている時空力メソッド。
2018年秋、もう間もなく新たな音声教材が発売される予定です。
72時間で完売したディメンションシフト、1週間で完売した時空力ZEROに続き、伝説の教材になることは間違いありません!